統括防火管理者ってなに?1分でわかるシリーズ、防火管理講習、防災管理者との違い、根拠法令
統括防火管理者とは、消防法で定められている基準に該当する建物に置かなければならない有資格者の事で、その職務は火災及び消防に関する高度な知識を必要とする専門的なものであり、また防火管理者を統括する立場でもあります。
資格は消防署等で行われる講習を受講する事で得られ、一度取得すれば基本的には一生使える資格になります。資格自体は防火管理者と同様のものを持っていれば足ります。
防火管理講習から取得まで
資格の取得までは防火管理者と変わらないため、講習時間は2日間、費用は約6,000円弱となっています。
防火管理者との違い
必要な知識等については、ほぼ同じです。業務については防火管理者より規模が大きくなることから防火管理者の業務を包括し、更に全体的な管理をするような業務になります。その上で、各店舗の防火管理者等をまとめたりすることも必要になってくるので、防火管理者より責任等も大きくなることが多いです。
詳しくは以下のリンクへ
⇒ 防災管理者とは?
⇒ 統括防火管理者とは?
⇒ 乙種防火管理者とは?
まとめ
今回は、統括防火管理者について説明しました。その名の通り、防火管理者を統括する立場にある人、防火管理者の中のリーダーと言う認識をしていれば大丈夫です。必要な資格は防火管理者の資格だけなのでなること事態は容易ですが、建物全体を統括する立場ですので責任等も大きくなります。選任された場合は、しっかりと防火に関する知識を勉強し、火災予防に努めましょう。
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